昨夜読んだ本。 『ふたりのアキラ』(平塚晶人著) 映画のラストシーンように冬の北鎌尾根で壮絶な最期をとげた松濤明をもっと知りたい。 (松濤明についてぜんぜん知らんかった(笑)) 昭和のはじめ、十代ですでに谷川岳一ノ倉沢や穂高岳の岩壁を単独登攀したり冬の南アルプスをひとりで長期縦走していたことは、もちろん知っとる。 記録ではなく紀行文が書ける人であることも、昔から知っとる。 垂直にも水平にも強く書ける人、だけではなかった。 松濤明はモテた。 モテたというよりも女心を揺さぶった。 そういう話が、この本には書いてある。