昨夜読んだ本。 『親友は山に消えた』(小林元喜著) 山岳やアドベンチャー・レースのカメラマンとして活躍した平賀淳。 2022年、アラスカのデナリ国立公園で撮影中にクレバスに転落死。享年43。 この本は、平賀と幼なじみだった著者による人物ルポ。 平賀淳には一度だけ会ったことがある。 (某山麓で某番組の裏方をやったとき。班は別の班) 共通の知人がいることが会話のきっかけで、平賀が一方的にしゃべりまくった。 おそらく1分に満たなかったけれど、印象は強烈。 ヘンなヤツだった。 でも不快なかんじはない。アジアの安宿のドミトリーにたむろしていそうな、おもしろそうなヤツ。 見た目はそこそこインド人。 この本を読むにしたがって平賀が見えてきた。 ・エピソードに事欠かない酒癖の悪さ。 ・電話魔。 ・計画性のない実行力。 そして、俺は俺にしかできない仕事をしたい、と。 あっ、やっぱり。おもろいヤツだったんだな、、 さてこの本のさいごに著者が平賀淳の転落したデナリの氷河に立つシーンは、感動的だった。泣ける(泣かなかったけど)。