昨夜読んだ本。 『冬のデナリ』(西前四郎著) いまから約60年前、当時まだ冬季未登だったマッキンリー(6194m)に挑んだ話。 自身の体験を小説風にしたてあげたもの。 1967年2月にアメリカ人とフランス人とともに。 著者は登頂こそ逃したものの、極寒のなか山頂直下まで迫る。 (同行者は冬季初登頂に成功) この著者は関西登高会に属し以下の記録がある。 ・1964(昭和39)年6月〜7月 ユーコン、セント・イライアス(5489m)(第3登) ・1965年(昭和40)年6月〜7月 マッキンリー(6194m)サウスバットレス・東稜(初登) もちろん一部クライマーからは評価されているものの、一般的にはほとんど知られていない。 ちなみに日本人としてはじめて三大北壁のひとつマッターホルン北壁に芳野満彦らが成功したのが1965年であるから、当時の登山界の動向もなんとなくつかめるだろう。