書評を書いた。 『ヤマケイ文庫 登山史の森へ』(遠藤甲太著) 書かれていることだけがすべてではない。 多くの人は、活字にしないと反応しない。 多くの人は、活字にしたとたん鵜呑みにする。 たいせつな記憶って、言葉にしたとたん色褪せてしまう。 あの世まで持っていきたい思い出がある。 眠っている(埋もれている)記録、あってもいい。 山の思い出、すべてを語らなくってもいい。 以上、書評を書きながらメモしたこと。 この本は、一般的な登山者には馴染みのうすい登山(登攀)記録を掘り出して、ときにユーモアをまじえて解説したもの。