凍傷の足の指3本はすでに手遅れだった。。。
真っ黒に変色して、爪は剥がれ、腐った部分は欠落し、自分の足じゃないみたい。
近日中に入院、手術。
不幸中の幸いは、知人の編集者やクライマーが迅速に対応して、凍傷の専門医を探し出してくれたこと。
昨冬に患った凍傷の具合が芳しくない。
年明けの富士山では、数時間の突風にさらしただけで頬と鼻がうす茶色に変色。
この調子でさらに寒いところへ行って、勝算があるとは思えない。
でも行かねば。求めているのは「成果」じゃない。
「自分の可能性を限界まで出し尽くすこと」だ。
そして自分は「まだ何も成し遂げていない」という焦燥感が行動の支えになっている。
1月下旬よりはじまる厳冬季カナダ中央平原に向けて心の準備のため。
なぜ冬のカナダなのか?
そうよく訊かれる。
これといって明解な答えは見出せない。
他におもしろいものが見つからないから。
一度きりの人生、生きている証を残したいから。
前向きな返答は今の時点では見つからない。。。