昨夜読んだ本。 『千日回峰行』(光永覚道著) かんじたこと以下。 ・生きてゆくうえで欲は必要。 →欲がなかったら修行をしようとすらおもわない。欲深いのと欲があるのとは異なる。 ・行(行動)を深めることによって、心がおだやかになる。 →自分の体験でも厳冬カナダなどで体力的に追い詰められていたにもかかわらず、心は妙にリラックスしていたことが何度かあった。 ・空腹がつづくと頭が冴える。 →自分でも断食のまねごとをやったが、精神は研ぎ澄まされる。 「生きて帰ってきただけでもうれしい」(本文より) 千日回峰行に共感する箇所は多々あるが、自分にはまず達成できないだろう。 でも冬のカナダの旅に出会わなかったら、もしかしたら千日回峰行にトライしていたかもしれない。