昨夜読んだ本。 『東大なんか入らなきゃよかった』(池田渓著) 東大を出たけれど卒業後うまくいかなかった(ようにみえる)人たち5人にインタビュー。 かんじたこと以下。 ・どうしても選択しなかったほうの道には、楽天的に期待をいだいてしまったりする。 →この本に登場する人たちが、もし東大にいかなかったらやっぱり後悔したのではないか。 ・東大卒業後しばらくうまくいっていないというけれど、一時的なものではないか。 →頂点をきわめた人だから落ちる可能性も高くなる。落ちたあと浮上して、さらに高みへゆくポテンシャルも大きい。だいたい上に登れない人は落ちるチャンスすらない。 ・東大は人生の幸福を約束してくれないって帯の裏にあるけれど。 →どんな道にすすもうが長い目で見たら順風満帆な人生なんてない。 ・やっぱり東大に入ってよかったのではないか。 →ペーパー試験に強いということは、ほかの分野に転向するのに有利。選択の幅がひろい。 この本にある東大を自身の若いときにやってみたかった何かに置き換えて考えてみると、なんだかんだいってもその道でよかったとおもえるのではないか。 まわり道が近道だったりする。ムダとおもえることに価値があったりもする。