『凍える海 極寒を24カ月間生き抜いた男たち』(ヴァレリアン・アルバーノフ著)
きのう読んだ本。
『凍える海 極寒を24ヶ月間生き抜いた男たち』(ヴァレリアン・アルバーノフ著)
舞台は北極海。
氷に閉ざされて動けなくなった船から、ソリとカヤックにテントや食糧を積んで北極海から陸地をめざす生還劇。
食糧は途中で尽きる。
シロクマを撃って食糧にしたりアザラシの脂を燃料にしたり。
いまから百年以上前、GPSどころか現代のような詳細な地図もない時代。
船から脱出した仲間たちも途中で離ればなれになる。
果たして無事に安全圏までたどり着けるのだろうか。
壮絶な生還劇になるほど、結末はいっこうにみえてこないものだ。