2月19日(金)のオンライン・トーク「焚き火のある冒険塾・山旅に持っていきたい本」、一部これで聞くことができる。
もしかしたら命を懸けたり無理して何かをやらない人のほうが、山とかで事故ってないだろうか。
山における死というものをあるていど容認している人って、自然の厳しさもまたきちんと受け入れていたりする。
追求するほど自身の限界とも対峙せざるを得なって、より現状を直視するようになる。
命を懸けたり無理して何かをやらない人って覚悟もゆるゆるだから、いざというときの対処も弱かったりする。

KODAK Digital Still Camera
無風快晴の日の津軽。
暗いうちから歩きはじめる。
森林限界を越えると雪は適度な堅さでアイゼンがよく効く。
ひたすらノンストップ。
夏よりも速いペースですすみ、日の出よりもだいぶはやい時間に頂きに立った。
数日間ずっと格闘したラッセル、ホワイトアウト、突風、低温が嘘のようだ。
冒険論もアルピニズムもその哲学は素晴らしいし、最先端の進歩発展に役立ってきた。
いっぽうで冒険論やアルピニズムが純粋な行動をつまらないものにしてしまっていることもあったりする。