やればできるっていっている人って、たいてい受け身型の努力をつづけていればいつか辿り着く、というところで夢の世界に引きこもってしまっている。
自分の行動なり考え方なりに対して、誰かがイメージできてしまった時点でもはや冒険は成り立たない、、
という視点は、やっぱり持っていたほうがいいよな、、
昨夜、一気に読んだ本。
『太平洋漂流実験』(斉藤実著)
ひさびさに強烈な読後感。
自分が山や旅に出てリスクと対峙することに対して、訊かれてもっとも不快な言葉にどうしてそこまでするのかというのがある。
それでも、、
この著者はゴムボートによる漂流実験で台風に遭遇して生と死の分岐点からギリギリ生還しながらも、どうしてふたたび海に向かうのだろうか。
きっとその人の行動のなかには、それまでの人生のなかで出会った人やできごとを通して生まれた疑問や違和感などすべてが凝縮されている。
「いっそ、わが手で命をちぢめ、苦しみから早く解放された方がいい。私はシーナイフをノドもとにおしあてた」
ツアー登山が中止にならないような状況下において、その山に何十回登ったところで、登山そのものの実力はほとんど問われないだろう。
真の登山の実力って、ツアー登山が中止になるような状況下になって、はじめて問われるのではないだろうか。
ここ数年、何かでっかいことしたいという欲がすっかりなくなってしまった。
気力が萎えているのとはすこしちがう。
自身にとってしっくりくる時間を多く過ごしたいとおもうようになった。
だって見た目こそでっかくって完成しているようでも、中身すかすかだと、どこか悔いものこってしまうから。
ここ数日、1日に何回もチェックしている。
トランス・ジャパン・アルプス・レース。
この速さ、ニンゲンやない!!
毎日何度も感嘆する。
自分にはマネできない。
たいせつなのは自分対対象だけれど。
自身の意識を高めるためにも、選手たちの記録は認識しておきたい。
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