秋晴れの下ノ廊下を歩きながらこんなことを思った。 * それにしてもよくこんなところに道を拓いたものだなぁ。 当時の職人さんたちの苦労が、ちょっと想像がつかない。 (水平歩道のむこうに見える奥鐘山西壁はオマエ登ってみろといわれれば登れちゃう(実際10回くらい登ったからね)けれど、じゃあオマエ水平歩道を作れといわれたらまったくお手上げだ) もしかしたらというか当然というか、、、 ほんとうに現場でがんばっている人やほんとうに苦労した人って、多くを語ることもなくそして歴史のなかで名前も残ることもないんだろうな。 机上の歴史と現場の歴史の溝、それは黒部峡谷のように深い。