書評を書いたよ。 『アート・オブ・フリーダム』(恩田真砂美・訳) ヴォイテク・クルティカといえば、おそらくどんな先鋭クライマーにとっても雲の上の存在である。 じゃあ、一般的な登山者が読んだところでぜんぜん参考にならねえじゃん。 ところがクルティカは哲学者でもある。 この本にはハードな登山やクライミングに縁がうすい人たちにとっても、人生訓になるようなコトバがたくさん散りばめられている。