『かかわると面倒くさい人』(榎本博明著) いるいるいるいるいるいるいるいるねーッ!! 山小屋とか民宿とかにたむろすクソ・ガイドやら名物じじいやらヘタレ・オヤジやら。 できるアピールができないアピールになっとることに、まるで気づいてない。 能力が低い人は技能が低いだけでなく、能力の低さに気づく能力も低い。 この本では、そういう人とは適度な距離感を保つことが解決策だといっている。 オイラはもう一歩踏み込んでみたい。 距離を置くだけでなく観察してみる。 野生のクマだってテントのまわりでうろうろされたら恐怖と不快しかないけれど、遠くから双眼鏡で眺めるぶんには雄大な自然の印象深いワンシーンとなる。 かかわると面倒くさい人も、いなくなってしまうと案外寂しくなってしまったりするものだ。 適度な距離感と遊び心はつねに意識したい。 面倒くささとは、ひとつの味でもあるのだろう。