きょうはトークイベントに急遽飛び入り参加した。
タイトルは「自分の可能性に恋して」。
おもに服部文祥と台風直撃登山について話した。
・今の登山はかんぜんにレクリエーションになっている。
・行くなら人に会わない山がいい。
・今の登山者は向上心がない。
どちらからともなくそんな会話になった。
わずか10分ほどやったけど、なんとも痛快だった。
気分スッキリ!!
池袋のお洒落なカフェでトークイベントのお知らせ。
●タイトル
厳冬カナダ2万2000キロの旅で気づいたこと
●日時
2017年11月25日(土)17時~19時(20時閉店)
●場所
GOOD DINER INN COPAIN
〒170-0012
東京都豊島区上池袋1-8-1
(JR池袋駅東口より徒歩10分、歩くの速い人は1分)
http://www.backpackerstokyo.com/
●料金
参加費1000円(ワン・ドリンク付き)
●定員
30人
●予約
要予約。facebookのメッセージ、もしくはfacebookのイベントの参加予定をクリックしてください。あるいはe-mail、
kanyatanaka@hotmail.com
にて。
●トーク内容
厳冬カナダは、マイナス40度Cを下まわる。過酷な自然条件だからこそ、挑戦としての意義を見いだしている。求めているのは、踏破を成功させるといった成果ではなく、自身の可能性を追求するという過程にある。そして辺境の地に暮らすホスピタリティあふれる人たちとの出会い。
1995年より2014年まで19冬にわたり、カナダ北部、ロッキー山脈、ラブラドル半島、中央平原などを舞台に、スキー、徒歩、自転車などで合計2万2000キロ踏破した。これらの旅を通して、たくさんの気づきがあった。
●プロフィール
田中幹也(たなか・かんや)
1965年生まれ。10代よりクライミングを始める。1985年から90年にかけてグランドジョラス北壁、谷川岳一ノ倉沢、黒部・奥鐘山西壁などの岩壁を200ルート登攀。冬季初登10ルート。より困難なアルパインクライミングをめざすも才能が全くないことを悟り断念。以後、水平方向の冒険に転向。
1995年より20年間(19冬)にわたり厳冬カナダの山脈や平原を山スキー、徒歩、自転車で合計2万2000km踏破。2013年、第18回植村直己冒険賞受賞。ここ数年は厳冬・東北地方の山に取り組む。共著に『山と私の対話』(みすず書房)、共編著に『目で見る日本登山史』(山と渓谷社)など。(株)スカイブルーサービス。登攀クラブ蒼氷ОB。
ホームページ
あとそれとGOOD DINER INN COPAINの2階3階はバックパッカー宿なので、そのまま宿泊もできる。
そういえばクライミング・ジムでトークやったのはじめてだった。
これまでのトークのなかでは、まあまあうまく伝えられたような気がする。
たぶん。
なぜかというと質問とトークぜんたいを終えたあとの雑談で、どことなくポイントの伝わり具合というものがあらわれる。
うまく伝わっていないときは、まったくといっていいほど的外れなことを訊いてきたりするから。
質問の内容はしばしば理解度と一致する。
あとほかの人のトークイベントに行ったりすると、質問に見せかけていながらオレがオレがをアピールするようなオレオレ君(実績や実力は低いわりに承認要求は高い)も見かけたりする。
今回、オレオレ君の出没はなかった。
それとトークに退屈してストレッチやったり登りはじめちゃう人がいるかと思ったけれど、写真を見るかぎりいないようだ。
オイラが視聴者だったら、退屈したら迷わずに登っちゃうもんね(笑)
今回、退屈でがまんできない君もいなかった。
いずれにしても表現なんて一個人の価値基準の話にすぎないわけで、無理に押しつけるものではない。
共感したところだけを取り入れて、違和感があるところはスルーしちゃえばいい。
すくなくとも自分が視聴者のときは、トークイベントというものはバイキングでお皿に取るような感覚だととらえている。
きのうのトークのようなものでは、今冬の北東北の山旅の話をした。
おもに3月の雪崩に流されたときのこと。
*
正しい判断なんていつだって行動しない人の机上の空論に過ぎない。
あるいはやる気のない輩の口実だったりする。
バカのひとつ覚えのごとく正しい判断ばかり求めるならば、山なんか一生行かずに机上講習にでもかじりついていたほうがいい。
そんなこと言いたかったけれど、うまく伝わったかなぁ。
トークイベントのようなもののお知らせ。
●タイトル
厳冬・北東北の山旅
●日時
6月30日金曜日19時から20時(トークのあとは懇親会のようなもの)
●場所
お店のようなもの
神奈川県横浜市南区中村町3丁目197番地
http://omise.nojukuyaro.net/?cat=5
●参加費
500円
●予約
不要
●詳細
http://omise.nojukuyaro.net/
(追って更新)
●トーク内容
今冬もダメだった。津軽の山へ、奥羽山脈の山へ、何度も足を運んだけれど、当初計画したことはなにひとつできなかった。雪崩に流されたり、身体の故障が酷くなったり。すべてがうまくいかなかった。それでも北東北の山には、麓をふくめると40日間ちかく滞在した。ダメだったけれど、北東北の自然の本質に迫ることはできたようだ。いつものことだけれど、中途ハンパに勉強していたり中途ハンパな体験しかしていない人は、来てもしょうがねよ(笑)
●プロフィール
田中幹也(たなか・かんや)
1965年生まれ。10代よりクライミングを始める。1983年神奈川県岩登り競技会2位。1985年から90年にかけてグランドジョラス北壁、谷川岳一ノ倉沢、黒部・奥鐘山西壁などの岩壁を200ルート登攀。冬季初登10ルート。より困難なアルパインクライミングをめざすも才能が全くないことを悟り断念。以後、水平方向の冒険に転向。1995年より20年間(19冬)にわたり厳冬カナダの山脈や平原を山スキー、徒歩、自転車で合計2万2,000km踏破。2013年、第18回植村直己冒険賞受賞。共著に『山と私の対話』(みすず書房)、共編著に『目で見る日本登山史』(山と渓谷社)など。登攀クラブ蒼氷ОB。
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●その他
7月10日(月)のクライミングジム・ジャムセッション三鷹にくらべると、場所は超狭くてアクセスは不便(笑)