そういえばクライミング・ジムでトークやったのはじめてだった。 これまでのトークのなかでは、まあまあうまく伝えられたような気がする。 たぶん。 なぜかというと質問とトークぜんたいを終えたあとの雑談で、どことなくポイントの伝わり具合というものがあらわれる。 うまく伝わっていないときは、まったくといっていいほど的外れなことを訊いてきたりするから。 質問の内容はしばしば理解度と一致する。 あとほかの人のトークイベントに行ったりすると、質問に見せかけていながらオレがオレがをアピールするようなオレオレ君(実績や実力は低いわりに承認要求は高い)も見かけたりする。 今回、オレオレ君の出没はなかった。 それとトークに退屈してストレッチやったり登りはじめちゃう人がいるかと思ったけれど、写真を見るかぎりいないようだ。 オイラが視聴者だったら、退屈したら迷わずに登っちゃうもんね(笑) 今回、退屈でがまんできない君もいなかった。 いずれにしても表現なんて一個人の価値基準の話にすぎないわけで、無理に押しつけるものではない。 共感したところだけを取り入れて、違和感があるところはスルーしちゃえばいい。 すくなくとも自分が視聴者のときは、トークイベントというものはバイキングでお皿に取るような感覚だととらえている。