昨年末より約2週間、トライした計画は3連敗に終った。 (富士山・敗退。津軽山地は山頂には立ったけれど縦走は中止、だから敗退。津軽富士・敗退) 結果より過程といいたいけど、いずれも過程もパッとしなかった。 やったことといえば、さほど危険でない場所にテントを張って、すこしラッセルしてすこし吹雪にみまわれてすこし突風にあおられたくらい。 これまでとちがったことといえば、先日の今季いちばんの冷え込みによる低温に加え湿雪で濡れたテントがバリバリに凍りついたのと、腰痛とヒザ痛がいつもにも増して酷かったくらいだろうか。 この2週間いったいなにをしていたのだろうか、と思えなくもない。 * さて今回は年末に知人の山での事故があったりして、行こうかどうしようか迷った。 迷ってないで動きはじめたほうがいいのかなとも思った。 たてつづけの敗退や内容的にもパッとしないときの精神状態はたしかに冴えない。 でも動きはじめずに悶々と過ごしているだけの精神状態にくらべれば遥かにマシにも思える。 すくなくとも後々にああすればよかったムダな時間を過ごすんじゃなかった、と悔いることはないだろう。 やっぱり迷ったときは動きはじめるほうを選んだほうがいいのかもしれない。 出発する前の重い気分は、いまはだいぶ軽くなった。 そして2月上旬くらいに訪れてみたい場所、計画もこの2週間のあいだになんとなくできあがってきた。