映画『アルピニスト』を観てきたよ。
いろいろ書くとネタバレになっちゃうけど、、
とにかく個人的には終わりかたがよかったな、、
(↑もしかしたらネタバレか(笑))
はじめて漫画を買ったかも(笑)
『アルパインクライマー 単独登攀者・山野井泰史の軌跡』
いきなりフリーソロの墜落シーンではじまる。
(鋸山をフリーソロして8メートル墜落して全身打撲)
でも落ちない人って上手くもならない。
難しくてリスクのあるルート(課題)に挑むから落ちる。
簡単で安全なルート(課題)ばかりやっていてもなかなか落ちない。
ケガが多い=(イコール)無謀だの何も考えてない、って受け止められてしまうけれど。
むしろケガが多い=(イコール)より高きより困難に取り組んだ、って解釈したほうがしっくりくることもあったりする。
ちなみにオイラも高校3年間をふり返ってみると、かんたんなフリーソロや谷川岳一ノ倉沢をひとりで登っていたけれどケガもなければ落ちたこともなかった。
裏を返せば、やればできてしまいそうなルート(課題)しかトライしなかったからであろう。
失敗って、とりわけ大失敗ってネガティブなイメージで捉えられてしまうけれど、もっと建設的に考えてもいいとおもう。
あらためてスゴイ記録だ。
・2022年2月26日~4月29日(63日間)
積雪季・北海道分水嶺単独縦走 670キロ
宗谷岬~北見山地~十勝・大雪山系~日高山脈~襟裳岬
野村良太(北海道大学ワンダーフォーゲル部OB)
自分が現役で冬の長期間縦走やってた25年前(30歳代前半)にもどれたとしても、まず完走する自信はない。
モチベーションを維持しつづけることがいかに困難か自らの体験で痛感しているから。
好きでやっているとはいえ2ヶ月余にも渡ってモチベーションを維持するのは並大抵のことじゃない。
ヤマケイ最新号(2022年07月号)に。