今冬の津軽の山旅をふり返って、こんなことを思った。 「爆弾低気圧が直撃する時期に津軽の山を狙う」というこの冬のテーマの結果は、2勝3敗。 2回は厳冬の津軽の山頂に立つことができた。 でも、どうも納得がいかない。 入山したときこそ山も里も荒れ狂っていたけれど、稜線では低気圧が去りはじめるタイミングでもあった。 もしかしたらかなりズルしてないか。 易きに流されはじめていないか。 やはり狙うからには「爆弾低気圧が山頂付近を直撃する時期」だろう。 だから今冬の津軽で山頂に立ったというのは、なかったことにしてもいいんじゃないのかと思う。 (つまり来冬に、ふたたびトライする) なんてことをいま思ってみた。