冬季・北海道のサロベツ原野の旅からもどった。 道北地方特有の悪天候だった。横殴りの吹雪、凄まじい雷、テントの布地を通してイナズマが光った。テントが潰されそうになった。 下界はそれどころじゃない、と知ったのは町に下りてから。関東の被災地からだいぶ離れたところでも、大混乱になっていた。 地震を経験したけれど大きな被害に遭っていない人たちが、エセ情報でパニックになっている。無知な人よりも中途半端な知識を持つ人が、まちがった情報を垂れ流している。天災のあとは人災か。 平和すぎる北の大地でそんなことをおもった。。。