
書評を書いた。
『北緯66.6北欧ラップランド歩き旅』(森山伸也著)

西上州の山、よかったよ!
この地に詳しい知人の誘いで、今回訪れる機会を得た。
歩いたのは全体のごく一部だったけれど、ワイルドな山旅を楽しむことができた。
ここには興味をそそる岩山やら廃道やらがたくさんある。
すっかり西上州の山というか雰囲気が気に入ってしまったよ。
こんどは桜の季節とかにまた訪れてみたいな!!
滝のセルフタイマー撮影に挑戦!!

冷たい水しぶきを浴びながらの沢登り、気分は夏休みのプールなのだ。そう期待したけれど、沢も暑かった。暑かった理由のひとつに沢の地形が関係していたようだ。深い峡谷が屈曲しているところだっため、風通しがものすごくわるい。森のなか特有の涼しげな風が味わえないどころか、都心のビル街で感じるねっとりとまとわりつくような重い空気が支配していた。
暑さのために滝のまわりは草ボーボー。滝の登りでも、岩を攀っているんだか、垂直の草と泥と格闘しているんだか。滝を登りきったときには、全身汗だく、全身泥んこ、全身傷だらけ。とにかくバテバテ。迷彩服のヘルメットに銃をかついでいたら、レンジャー部隊の訓練である。快適さからはほど遠い。沢だから涼しいとはかぎらない、とはじっさいに行ってみてわかったこと。
まあ、たまにはこんな日もあるのかな。暑さや湿度をあえて追求する冒険というのもひとつのテーマになりそうだとも思った。猛暑の日を狙って、熱がこもりそうな地形を調べて、低山をめざす。クソ暑い沢のなかでそんなことを思った。

梅雨入り前に沢登りに行ってきた。