箱根駅伝でどこの大学が優勝したとかぜんぜん興味ない。
でも箱根駅伝レベルの練習する選手はギリギリまで追い込むから疲労骨折しやすくなり、身体も絞るから幼児並みに風邪ひきやすくなるといった話はおもしろい。
鍛えるから弱くなる。
といった話に共感する人って、やっぱりすくない(笑)
他者の登攀記録を整理していておもしろいのは、岩を登るのが速いとか信じられない重さの荷物を担げるとかももちろんだけれど、それだけではないのだな。
他者の生き方(考え方や捉え方)を通して自身のなかで、あらたなる気づきがあることなのだな。
だからこれからもしばらくつづけてみるのだな。
バレエ(踊りのほう)について何か書いたのはじめてかも。
クライミングが上手い人ってしばしばバレリーナみたいな動きっていわれる。
また登山歴10年で体力には自信ありくんより、登山歴ゼロでバレエすこしやってましたさんのほうが、クライミングは遥かに上手い。
あと登山歴の長さは飲んだ席以外はクソの役にも立たねえ、とは書かなかったよ(笑)
学生時代の夢だった。
三十歳くらいを過ぎてそうポツリとつぶやく人は、どの分野にもいる。
でもほんとうのところはどうなのだろう。
もともとの情熱がしょせんはそこまでだったのではないか。
実力だって自身がおもうほどにはなかったのではないか。
だから学生時代の夢だったで終っちゃうのだろう。
ああすればよかった、こうすればよかった。
そう嘆く人は多い。
何年か前にあるいは何十年か前に、「今やりたい」けれどやらずに終ってしまった。
踏み込めなかった原因は、やっぱり失敗したらどうしようというプライドだったのか。
そんなふうにあれこれ考えながら歩くことが、ここ最近すごくおもしろい。
夏の縦走って、トレイル・ランナーによって従来ならあり得ないスピード記録がうちたてられている。
残雪季の縦走も、山岳スキー競技選手によって驚異的なスピード記録がつくられとる。
登山の表舞台において、山屋の出番がどんどんなくなりつつある(笑)
厳冬季の長期の縦走ではまだまだアスリートより山屋が活躍しとるけれど、そのうち千日回峰達成者がとてつもない記録を打ち立てる可能性はじゅうぶんに考えられる。
登山の可能性をひろげるヒントって、登山以外のところにたくさんころがっていたりする。
山や旅に思い入れの深い自分の本棚が、山や旅と関連のうすい本で埋っている理由もそんなところにあるのかもしれない。